top of page

    相談例⑥ 中耳炎が疑われるとき

    ピンクの縁取りOnesie

    先日、3歳の息子が、耳が痛いと言っていて38度の熱が出ました。

    現在は熱は下がっていて耳も痛くないと言っていますが、中耳炎の場合はもっと痛がるものでしょうか。

     

    こちらのかかりつけの小児科に電話したところ、2-3日は痛みが続けば痛み止飲ませて、それ以上に続くようであれば診察に来てくださいと言われました。

     

    日本の小児科の先生も同意見でしょうか?

    ​相談者:3歳児のママさま(スイス在住)

    Logo_LaTerre-LaMère+nom.png

    ​担当: 小児科医 まゆこ

    ​ご回答

    3歳の息子さんにお熱と耳痛があったのですね。

    中耳炎の可能性もあると思います。

    中耳炎と言っても軽症のものは風邪の延長なので、特別に心配することはありません。

    中耳炎を引き起こしているのは、ほとんどの場合、風邪ウイルスのいずれかです。

    長く高熱が続いたり、耳痛が続いたり、耳垂れがあったりしなければ、抗生物質を処方することもありません。

    逆に言うと、これらの症状が強く出る場合は、細菌感染の可能性がありますので、受診が必要になります。

    症状が続くうちは注意深く観察して、症状が自然によくなれば、そのままで大丈夫です。

     

    中耳炎は、軽症でも、痛いときはとても痛がるので、やはり痛み止めを飲ませてあげると良いと思います。

    ですので、かかりつけの先生と同意見です。

    早くよくなるといいですね。

        © 2021 La terre la mère

        bottom of page