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    毛細血管拡張性肉芽腫について/まゆこvol.46

    こんにちは、まゆこです。

    今回は、「毛細血管拡張性肉芽腫」についてお話ししたいと思います。


    実は、これ、最近娘にできた”できもの”です。


    これは、どなたにもできる可能性がありますが、特にお子さん、妊婦さんでの発症が多いできものです。

    良性腫瘍ですので、何か健康に害があるということはほぼありませんが、特に速いスピードでどんどん大きくなるので、場所によってはやっかいです。




    こういったものが、娘の右ほほのにできました。


    最初は点くらいの、「あれ?ほっぺたに何かついてる?」と思うような、気が付かないくらいの大きさから始まりました。

    そこから1~3週間のうちにみるみる大きくなりますので、とても心配になってしまいます。


    小さなひっかき傷などををきっかけにして始まり、毛細血管のかたまりのようなできものがどんどん大きくなることによるものです。

    拡張した毛細血管の集まりですので、ちょっとした刺激で容易に出血することがありますし、また出血するとしっかり圧迫止血をする必要があります


    本人は痛くもかゆくもありませんので、あまり気にしていませんでしたが、大きくなるにつれて、やはり学校などで周りの人に「ほっぺたどうしたの?」と聞かれることが多くなり、それを気にしている様子でした


    基本的に、自力で消退することがありませんので、何らかの処置を施して腫瘍を取り去る必要があります


    治療法としては、

    ・液体窒素による冷凍凝固

    ・結紮法

    ・レーザーによる切除

    ・外科的切除

    などです。

    (詳しくは皮膚科領域ですので、皮膚科の先生にお譲りします)


    ある程度の大きさになると成長が止まるという話ですが、どこまでの大きさになるかは予想が難しく、大きくなればなるほど、どの処置でも跡が残る可能性がありますし、跡も大きくなってしまいます。


    お子様の顔に、このような真っ赤でぷっくり膨らんだようなできものができた場合は、早めに皮膚科を受診して、医師の診断・処置を受けてくださいね。



    なお、スイスでは、数ある診療科の中でも皮膚科の予約は特に取りにくいということで、我が家でも娘に皮膚科を受診させるまで時間がかかってしまいました。

    結果、このくらいの大きさにまで成長しました。




    しかも、一軒目の皮膚科では、上記の冷凍凝固や結紮を行わないということで、外科的切除になると言われました。

    外科的切除になると、この毛細血管肉芽腫の2倍くらいの大きさの縫合になると言われました。


    うーん、それはこの5-6mm程度の毛細血管肉芽腫の治療としては辛いなと思い、もう一軒別のところへ行くことにしました。

    もちろん、すごく大きくなってしまった場合などは外科的処置が一番いい選択肢となることもあります。

    このときの皮膚科の先生も、外科的処置だと跡がどうしても残るので、他のところを受診してみては、という感じでした。

    なにせ、女の子の顔ですので、できるだけ跡が残らない処置を選択したいという思いあります。


    その後も紆余曲折あり、結局ローザンヌで一番大きな病院であるCHUVの小児皮膚科を受診しました。

    そこでは、その場で液体窒素による冷凍凝固を行ってくださいました。



    数日後、冷凍凝固により”やけど”状態になっている患部です。


    真ん中左くらいのテカっている部分はまだ膨隆しており、アクティブな毛細血管肉芽腫に見えます。


    しかし、この毛細血管肉芽腫、成長過程にあるときはどんどん大きくなるのに、何かの処置が介入した後は、自然消退傾向なります。

    きっと、皮下で分泌されているサイトカインやホルモンの構成が変わるのだと私は類推しています。






    その1週間後くらい。

    まわりの”やけど”の部分は治癒してかさぶたが取れた後です。

    真ん中の毛細血管肉芽腫部分もずいぶん消退してきています。




    これがその数日後です。

    アクティブな毛細血管肉芽腫はほぼ見えなくなり、このまま無くなってくれそうです。


    以上、娘にできた毛細血管肉芽腫についての1か月くらいの経過でした。


    大きくなるスピードが速いですので、これかも!と思うできものが見つかったときはできるだけ早めに皮膚科を受診するようにしてくださいね。



     
     
     

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