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    2021/8/26

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    日本でも、もうすぐ夏休みが終わりますね。

     

    今回は、小・中〜高校生に関するお話になります。

     

    夏休みが明け、学校へ行くのを楽しみにしているお子さんもいれば、「学校へ行きたくない……」というお子さんもいると思います。

     

    コロナの影響もあり、ストレスをためている子どもたちもいるかもしれません。が、新学期が始まるこの時期は、1学期に学校でいじめられていたり、自分の居場所がないと感じたりしていた子たちにとって、とてもしんどい時期になります。

    また学校で苦しい思いをするのか、と想像するだけてもつらくなりますね。

     

    もしお子さんが「学校へ行きたくない」と言いだしたら、SOSを出したいのかな?とお子さんの思いに耳を傾けてみましょう。(どうして行きたくないか率直に尋ねてみましょう)

    万が一、お子さんが「死にたい」という言葉を発し、何かいつもと違うなと感じたら、怒ったり、励ましたりせず、まずは「あなたのことを心配している」と伝えましょう。

     

    心配かけまいと隠していたけど「死にたいほどつらい!」状況に置かれているかもしれません。

    でも「自分はひとりぼっち、誰も助けてくれない。私なんていなくてもいい存在」というような考えをもち、誰にも相談できない状態になっている可能性もあります。

     

    なので「死にたい」という気持ちについても率直に尋ねてみましょう。

    そのつらい状況を聞けたら「話してくれてありがとう。そんなに大変だったんだね」と共感して、その耐えがたい状況が変わるよう一緒に考え話し合ってみるのが大事です。

     

    自分のことを大切に思っている、ありのままの自分を認め受け入れてくれる人、家族、友だちがいることが、ココロの拠りどころになると思います。

     

    あなたは大切な存在、いてくれてありがとう。大好きなあなたと一緒にいられるだけで嬉しい!」などの家族や周りの人からの言葉が、苦しい思いをしている子の孤独感や無価値観(のレッテル)を拭ってくれますよう切に願っています。

     

    新学期が始まるのに、なかなか終息の見えないコロナ感染症のことも心配ですね。

    ママさんも不安な気持ちやストレスをためこ込まないよう気をつけてくださいね。

      © 2021 La terre la mère

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